乳酸菌の種類

乳酸菌は簡単にいえば、乳酸を作る細菌の総称です。
ただ、こえは、分類学上の名前ではなく、慣用的な呼び名であります。
いわゆるニックネームに近いような呼び名なのです。

乳酸を作る大腸菌なども存在するので、乳酸菌と定義するにはいくつかの科学的実験での検証が必要なのです。
一般的には乳酸菌は、善玉菌と呼ばれています。
人の健康維持にとても有益にはたらくものです。
乳酸菌を含む最近は菌属、菌種、菌株という項目で分類されて名前がつけられています。

人に例えると菌属は、日本人、菌種は、○○県民、菌株式会社は個人名といったもので
広い範囲から徐々に区分けのレベルを狭めて特定していきます。
乳酸菌の形には棒状の菌=かん菌と、丸い菌=球菌があります。
かん菌の幅は1マイクロメートルです。
長さは3~7マイクロメートル程度です。
ひとつひとつがばらばらになっているものもありますし、つながっているものもあります。

かん菌の中にはYやV字のような形をしている物もあります。
枝分かれを意味するビフィドからビフィドバクテリウム=ビフィズス菌と名づけられました。
球菌はバラバラになっていることはなく、鎖のようにつながった連鎖球菌や縦横2個ずつつながった四連鎖球菌などがあります。

現在知られている乳酸菌は、なんと20属350種以上あります。
菌の特徴により、食品への利用もそれぞれに分かれています。
乳酸菌が食品に利用されている種類もいろいろあります。
ヨーグルトなどに入っている乳酸菌のイメージが強いでしょうが、
身の回りには乳酸菌のはたらきによってつくられた食べ物が多くあります。
ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料へ利用される菌は菌種がブルガリクス、アシドフィルス、ヘルベティクス、カゼイ、プランタルムなどがあります。

菌形態はかん菌です。
菌属は乳酸かん菌と呼ばれるものです。
みそやしょうゆの熟成へ利用される菌は
主な菌種がセレビシエ、ハロフィルスであり、
菌形態は四連鎖球菌です。
菌属はペディオコッカスです。