乳酸菌を摂取することはヒトがより健康的に生活していくためには必要不可欠な事です。
便秘の改善やアトピーの緩和、花粉症の改善、免疫力の向上などの効果があるからです。
また、消化管や口腔内に常在して腸内環境を整えたり口の健康を守ってくれています。
そのため、最近では積極的に乳酸菌食品を摂取しようとする人が増えています。
そこで問題となるのがどれくらいの量を取るべきなのかと言うことです。
どんなに体に良い成分だろうと過剰に摂取するのは逆効果と言われます。
例えば、マグネシウムや鉄分です。。
これらは、体にとって必要な栄養素ですが、過剰摂取は体に悪影響を及ぼします。
逆効果なのです。
乳酸菌も「摂取する量に気を付けたほうがいいのではないか?」と考える人が多いと思います。
しかし、乳酸菌は大量に摂取しても体には何の問題もありません。。
過剰な量が存在しないのです。
その理由は、乳酸菌のほとんどが胃酸によって腸に届くまでに死滅してしまうからです。
大量に摂取しても生きたまま腸にたどり着き、増殖できる菌はほぼいません。
また、乳酸菌は腸内に定着することはありません。。
常在の善玉菌にはなることができないのです。
そのため、一定期間で便と一緒に排出されます。。
腸内に溜まることなく、余分な乳酸菌は排出されるのです。
上記のように、乳酸菌自体には過剰な摂取に対する副作用はありません。
しかし、摂取の方法によっては別の問題が生じます。
ヨーグルトや乳酸飲料の場合には、砂糖が多く含まれています。
そのため、体重増加やコレステロール値の増大の原因となります。
また、虫歯になる可能性も高くなります。
摂取する量や方法は自分で考え、健康管理をすることが大切です。